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新たな右SBを探すアーセナル

　アーセナルは、冨安健洋のバックアップとなる新たな右SBを“内部昇格”で補強することになるのかもしれない。18歳の有望株に新契約を提示するとも報じられている。

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　冨安は昨年夏にボローニャからアーセナルに加入して以来、不動の右SBとしてレギュラーに定着。現在は負傷のため離脱中だが、プレミアリーグのシーズン前半戦で見せたパフォーマンスは高く評価されていた。

　一方でアーセナルは、新たな右SBを探し続けていることも英国メディアで報じられている。ベティスにレンタルされたエクトル・ベジェリンやローマにレンタルされたエインズリー・メイトランド＝ナイルズがそのまま退団すると予想されることや、冨安に対してバックアップあるいは競争相手となる選手を加えるという意図によるものだ。

　その新戦力は外部からの補強ではなく、下部組織出身の若手となる可能性も出てきたようだ。英『アスレティック』が伝えたところによれば、アーセナルは18歳のDFブルック・ノートン＝カフィーに新たな長期契約を提示する見通しだという。

　U-18イングランド代表でもあるノートン＝カフィーは昨年アーセナルと2023年までのプロ契約にサイン。1月からはリーグ1（3部）のリンカーン・シティにレンタルされ、そこでのプレーが高く評価されているようだ。

　アーセナルの新たな右SB候補としては、アヤックスで活躍するモロッコ代表DFヌサイル・マズラウィへの関心も噂されていた。だがそのマズラウィはバルセロナへの移籍が濃厚になったとも報じられている。

【了】