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チェルシーの英代表SBにマンCやレアルが関心? クラブ状況不安定で“大脱出”の恐れも

text by 編集部 photo by Getty Images

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リース・ジェームズ
【写真:Getty Images】



生え抜きの22歳DFリース・ジェームズ

 チェルシーのイングランド代表DFリース・ジェームズに対し、マンチェスター・シティやレアル・マドリードが獲得への関心を示しているという。英紙『デイリー・メール』が伝えている。



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 現在22歳の右SBであるジェームズはチェルシー下部組織からトップチームの主力となった生え抜き選手。今季はプレミアリーグ17試合で5得点6アシストを記録するなど活躍し、イングランド代表にも定着している。

 同じ生え抜きのイングランド代表であるMFメイソン・マウントらとともに、長年にわたってチェルシーを支える選手の一人となることも期待される。だがクラブが置かれた苦しい状況が影響し、去就が不透明になる可能性もあると報じられている。

 英国政府はチェルシーのオーナーであるロシア大富豪ロマン・アブラモビッチ氏の資産凍結を決定。これまで資金面でチェルシーの成功を強く後押ししてきた同氏に代わる新たなオーナーを迎える可能性が高まり、今後の見通しは不確定となった。

 チェルシーの主力選手らは、新オーナーの意向を確認した上でクラブとの契約延長などを決断する考えだとみられている。今季で契約を満了するアントニオ・リュディガー、アンドレアス・クリステンセン、セサル・アスピリクエタに加えて、契約残り1年のジョルジーニョ、エンゴロ・カンテ、マルコス・アロンソらも残留が確実ではなくなるとみられている。

 より長く契約を残す選手たちに対しても、引き抜きを試みるクラブが出てくるかもしれない。ジェームズに対しては、シティがカイル・ウォーカーの長期的な後継者として目をつけているほか、マドリーも関心を寄せていると英紙は伝えている。

【了】

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