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【W杯・試合採点】コスタリカ対ギリシャ(ベスト16)

text by 内藤秀明 photo by Getty Images

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ケイラー・ナバス【写真:Getty Images】

GK 1 ケイラー・ナバス 8点
 絶妙なタイミングでの飛び出しや、スーパーセーブを何度も披露。数的不利の中、ギリシャの猛攻を防げた理由は、ナバス抜きでは語れない。文句なしの、マン・オブ・ザ・マッチだ。

DF 3 ジャンカルロ・ゴンサレス 7点
 数的不利で苦しい状況の中、何度もギリシャの攻撃をはね返した。PKも落ち着いて決めた。

DF 4 マイケル・ウマーニャ 7点
 失点シーンでは、ロングボールをクリアできていれば、もう少し簡単に勝てただろう。とはいえ、それ以外では、カバーリングも潰しもクリアもほぼ完璧にこなしていた。素晴らしい活躍だったと言えるだろう。PK戦では、5人目のキッカーを務め、ネット上部を揺らし、チームに勝利をもたらした。

DF 6 オスカル・ドゥアルテ 4.5点
 質の高いフィードで攻撃に貢献。ただ、守備が突っ込み過ぎる傾向があった。結果、不用意なタックルで2枚目のイエローをもらい、退場。勝てたからよかったものの、チームに迷惑をかけた。

DF 15 ジュニオール・ディアス 6点
 1対1で破れる場面が多かったが、ボックス内では、無難にやり過ごした。

DF 16 クリスティアン・ガンボア 6.5点
 攻め上がりで、チームに貢献した。守備も大きなミスはなし。

MF 5 セルソ・ボルヘス 7.5点
 中盤で120分間は知り続け、ギリシャの攻撃に噛み付き続けた。そして、時には攻め上がり、コスタリカの攻撃に厚みを持たせた。また、PK戦では、一人目のキッカーとして、冷静に決めた。

MF 7 クリスティアン・ボラーニョス 6.5点
 この日はいいクロスも突破もなかったのだが、先制点のシーンでは、冷静にグランダーのパスをルイスに通した。

MF 17 ジェルツィン・テヘダ 6.5点
 中盤での守備で奮闘。フィルターとして機能していた。

FW 9 ジョエル・キャンベル 6.5点
 フィジカルを活かした突破や、ポストプレーなどが素晴らしかった。しかし、後半終了間際、1-0でリードしており、チームは逃げ切ろうとしている状況にもかかわらず突破を試みて、ボールを失った。あそこで時間を稼げていれば、もう少し簡単に勝てたかもしれない。このあたりの状況判断は、今後向上させて行かなければならない。ただし、PK戦に関しては、4人目のキッカーを務め、22歳とは思えない冷静さを見せた。

FW 10 ブライアン・ルイス 7.5点
 持ち前のキープ力で何度も、カウンターの起点に。先制点を決めて、チームに勢いをもたらした。数的不利になってからは、守備のためにサボらず走った。また、PK戦でも、2人目のキッカーとして、しっかりと決めた。

交代選手

MF 22 ホセ・ミゲル・クベロ 6点
 厳しい状況だったとはいえ、1対1で負けるシーンが何度かあり、完璧な守備だったとは言い難い。だが、ハードワークを欠かさなかったのも事実だ。

FW 14 ランダル・ブレネス 6点
 攻めにでられるシーンは少なかったが、攻守でよく走った。

DF 2 ジョニー・アコスタ 6点
 大きなミスはなく、右サイドからくるギリシャの攻撃からよく守った。

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