UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）最新ニュース

イニエスタとメッシがアーセナルを翻弄

　ちょうど11年前の今日、アンドレス・イニエスタとリオネル・メッシの天才的なテクニックが見事に融合したスーパーゴールが生み出された。欧州チャンピオンズリーグ（CL）公式ツイッターアカウントがその芸術的ゴールを振り返っている。

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　当時のバルセロナは2008年に就任したジョゼップ・グアルディオラ監督に率いられ、欧州と世界のサッカー界を席巻。主力メンバーのスペイン代表組はワールドカップでも悲願の初優勝を飾り、23歳のメッシも絶対的エースとして成熟するなど、まさに黄金期を迎えていた。

　2010/11シーズンのCLグループステージを順調に突破したバルセロナは決勝トーナメント1回戦でアーセナルと対戦。アウェイでの1stレグを1-2で落としたが、2011年3月8日の2ndレグでは前半終了間際の素晴らしい先制ゴールで優位に立った。

　敵陣内で相手のミスパスを奪ったイニエスタは、トラップからそのまま流れるようなダブルタッチで対面の選手を抜き去ると、タイミングを図ったあと軽く浮かしたボールで中央の密集地帯を通す絶妙なラストパスを供給。これを受けてフリーとなったメッシは、こちらも華麗なタッチでボールを浮かせてGKをかわし、最後は無人のゴールへと左足ボレーで鮮やかに叩き込んだ。

　逆転でアーセナルを下したバルセロナはその後も勝ち進み、準決勝では宿敵レアル・マドリード、決勝ではマンチェスター・ユナイテッドを撃破。2年前に続いての欧州制覇を成し遂げることになった。