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【写真:Getty Images】
バルセロナでは苦戦していたコウチーニョ
バルセロナから現在アストン・ビラにレンタルされているブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョは、そのままビラへ完全移籍することになるのだろうか。スティーブン・ジェラード監督は、来季も同選手を引き留めたいという希望を明確にしている。
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クラブ史上最高額の移籍金でバルセロナに加入しながらも、大きな期待に見合う活躍を見せることができていなかったコウチーニョ。今年1月の移籍市場ではアストン・ビラへレンタルされ、リバプール時代にチームメートだったジェラード監督の下でプレーすることになった。
ここまでのところ、その選択は双方にとって正解だったようだ。6日のサウサンプトン戦でも1ゴール1アシストで快勝に貢献するなど、コウチーニョはプレミアリーグ復帰から7試合ですでに3得点3アシストを記録する活躍を見せている。
「我々が望む場所にたどり着きたいのであれば、フィル(コウチーニョ)のような才能を中心としたチーム作りが必要だ。良いチームには試合を変えられる選手がいるものだ」とジェラード監督はコメントし、来季以降もコウチーニョをチームの中心に据えたいという意向を示している。英紙『デイリー・メール』などが伝えた。
だが完全移籍での獲得には高額の移籍金が必要であり、アストン・ビラにとって容易に支払える金額ではない。再度のレンタルもひとつの可能性だが、高額年俸の負担についてバルセロナと協議の必要があるという見通しを英紙は伝えている。
「移籍金や給与の話は私にはどうすることもできない。私にできるのは(クラブに)意見を伝えることだけだ」とジェラード監督。最終的な決断はクラブに委ねながらも、「フィルはここまで力を見せてきた」とコウチーニョへの高い評価を口にしている。
【了】