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延長戦・PK戦は行わず

Jリーグは16日、2022シーズンに行われるJ1参入プレーオフ決定戦の大会方式および試合方式が決定したとして発表を行った。

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　過去2シーズンは新型コロナウイルスの影響による過密日程などを考慮し開催されていなかったJ1参入プレーオフだが、今季は3シーズンぶりに復活。J2の3位から6位チームおよびJ1の16位チームが来季のJ1昇格または残留を懸けて争う。

　だが、1回戦・2回戦を勝ち抜いたJ2チームがJ1チームと対戦する決定戦の開催方式については混乱が生じていた。昨年12月21日にJリーグは、決定戦の前後半を終えて同点だった場合には延長戦およびPK戦を行うと発表。だがその後、試合方式・勝敗決定方法は改めて理事会で議論して再度発表を行う方針を明らかにしていた。

　新たな発表によれば、決定戦の勝敗決定方法は「90分間（前後半各45分）の試合を行い、勝敗が決しない場合は、明治安田生命J1リーグ年間順位16位のクラブを勝者とする」と決定。2019シーズンまで採用されていた従来方式を踏襲する形となる。

　また、決定戦はJ1クラブのホームで開催されることも改めて決定された。J2クラブがプレーオフ経由でのJ1昇格を勝ち取るためには、以前と同じくアウェイでの90分間で勝利しなければならないという厳しい条件となる。

【了】