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ポール・インス氏がC・ロナウドについて語る

マンチェスター・ユナイテッドとクリスティアーノ・ロナウドにとっては、消化不良な次期が続いている。ユナイテッドOBである元イングランド代表のポール・インス氏は、C・ロナウドの存在がユナイテッドにマイナスの影響を与えていると指摘した。

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　レアル・マドリードとユベントスでの活躍を経て、古巣ユナイテッドに12年ぶりの復帰を果たしたC・ロナウド。昨夏の加入直後には順調にゴールを重ね、チームのメンタル面にも好影響をもたらしていることが伝えられるなど、名門復活への力となることが期待された。

　だがその後、C・ロナウドの奮闘がチームの成績には繋がらずユナイテッドは失速。C・ロナウド自身も前回のユナイテッド所属時以来実に13年ぶりとなる6試合連続ノーゴールという不振に陥ってしまっている。

「今のロナウドは、最初にオールド・トラフォードに来た19年前のロナウドではない。37歳のクリスティアーノ・ロナウドなんだ」とインス氏は『ゲンティン・カジノ』によるインタビュー記事の中でコメント。若手選手らの模範となることも期待されていたが、現在のC・ロナウドの振る舞いは「悪い例」になってしまっていると語った。

「彼はキャリアの終わりに差し掛かっている選手だ。最下位のバーンリー相手に先発できないのなら、何か深刻に悪い部分があるということだ。チーム第一であるべきだが、今はロナウド第一になってしまっている」とインス氏は続けた。

　ユナイテッドは現地時間15日に行われるプレミアリーグの試合ではブライトンとホームで対戦する。C・ロナウドは連続無得点に終止符を打つとともに、ネガティブなムードを払しょくするようなプレーを見せることができるだろうか。

【了】