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Jリーグ総合評価ランキング【横浜F・マリノス】得点王を失った前線はどうなる? 王者にとって最大の刺客に【2022年版】

シリーズ:Jリーグ総合評価ランキング text by 編集部 photo by Getty Images

横浜F・マリノス

2022シーズンのJリーグ開幕が近づいている。各クラブはそれぞれが目指す目標に向かって戦力を整え、開幕に向けて準備を進めている。今回は、横浜F・マリノスの戦力をA~Eの5段階評価で評価した(※情報は2月2日時点)。

横浜F・マリノス
横浜F・マリノス

評価:A
監督:ケヴィン・マスカット
昨季順位:2位


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 昨夏、横浜F・マリノスにリーグ優勝をもたらしたアンジェ・ポステコグルーがセルティックの監督に就任し、ケヴィン・マスカット監督が後を継いだ。川崎フロンターレの連覇を阻止することはできなかったが、3位に6ポイント差をつけての2位は評価すべきだろう。

 得点王・前田大然が前指揮官の後を追ってスコットランドへ渡った。前線は前田に加え、オナイウ阿道も昨夏にチームを去ったが、西村拓真が加わった。町田ゼルビアで10得点10アシストをマークした吉尾海夏も期限付き移籍から復帰。マルコス・ジュニオールと仲川輝人という得点王経験者、エウベル、レオ・セアラもいる。抜けた穴は大きいが、彼らが実力通りの結果を残せば埋まらないこともない。(2月2日時点で)チアゴ・マルチンスの移籍が濃厚になったが、サガン鳥栖のエドゥアルドを獲得したことで、その傷は最小限に抑えられるのではないだろうか。

 扇原貴宏が抜けた中盤には藤田譲瑠チマ、ティーラトンや和田拓也が抜けたサイドバックには永戸勝也、小池裕太が加入している。19年にリーグ最多アシストを記録した永戸や小池は、ともにマリノスのスタイルにフィットしそうな人材だ。大きな戦力アップとは言えないものの、各ポジションに的確な補強を施した。今季も川崎F最大の刺客であることに異論はないだろう。

※追記 Jリーグ通算102試合42得点のFWアンデルソン・ロペスの加入が2月3日に発表された。

【了】

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