北海道コンサドーレ札幌
2022シーズンのJリーグ開幕が近づいている。各クラブはそれぞれが目指す目標に向かって戦力を整え、開幕に向けて準備を進めている。今回は、北海道コンサドーレ札幌の戦力をA~Eの5段階評価で評価した(※情報は2月2日時点)。
評価:C
監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ
昨季順位:10位
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ミハイロ・ペトロヴィッチ監督はクラブ史上最長となる5年目のシーズンに挑む。4位で終えた1年目以外はいずれも2ケタ順位でシーズンを終えている。チャナティップは多額の移籍金を残してJリーグ王者に加わった。戦力的には大きな痛手となり、この穴をどう埋めるかがポイントになりそうだ。
ジェイとキム・ミンテがチームを離れたが、昨季の先発試合数がともに7試合で、大きなマイナスにはならないだろう。昨夏のアンデルソン・ロペスの移籍は痛手だったが、小柏剛が日本代表に選出(けがのため辞退)されるまでに成長。注目すべきは、名古屋グランパスを契約満了となったガブリエル・シャビエルの獲得だ。ミシャサッカーを熟知する興梠慎三とともに攻撃陣を牽引すれば、悲願のAFCチャンピオンズリーグ出場という目標も視界を捉えてくる。
近年は大卒選手の活躍が目立つ。田中駿汰、金子拓郎、高嶺朋樹の大卒2年目トリオは主力に定着し、昨季は1年目の小柏もブレイク。筑波大学から加入した井川空は複数のポジションをこなし、立正大学から加入した田中宏武はサイドで切れ味鋭いドリブルを見せる。彼らの成長が1桁順位フィニッシュの条件になるかもしれない。
【了】