【写真:Getty Images】
ウルヴァーハンプトンのスペイン代表FWアダマ・トラオレは、買取オプション付きレンタルの形で古巣バルセロナへ移籍することが決定した。過去のバルセロナ在籍時には、1点のみだが素晴らしいゴールを記録したこともあった。
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
トラオレは8歳の頃からバルセロナ下部組織で育ち、スペインの年代別代表でもプレーするなど将来を期待される若手選手の一人だった。17歳でのトップチーム昇格を果たし、2013/14シーズンにラ・リーガとチャンピオンズリーグでそれぞれ1試合に出場してデビューを飾った。
とはいえ、リオネル・メッシやネイマール、ルイス・スアレスらを擁した当時のバルセロナで若手アタッカーが出場機会を得るのは容易ではない。翌2014/15シーズンはコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)で2試合の出場にとどまることになった。だがウエスカ(当時3部)に8-1の大勝を飾った2014年12月の試合では、トップチームでの初ゴールを記録している。
バルセロナが6点のリードを奪った状況で投入されたトラオレは、その数分後に7点目のゴールを記録。敵陣内中央でラフィーニャからのパスを受けると、強引かつ華麗なドリブルで次々と相手選手を抜き去り、GKとの1対1も制してシュートを流し込んだ。
結局バルセロナのトップチームではこれが唯一のゴールとなり、翌年にはイングランドへ渡る。だが初ゴールでも垣間見せた驚異的な突破力をさらに伸ばしてプレミアリーグで飛躍を遂げ、6年半ぶりに再びバルセロナでプレーすることになった。