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バルセロナ、下部組織出身の“重戦車”を逆輸入決定。デンベレはどうなる?

text by 編集部 photo by Getty Images

アダマ・トラオレ
【写真:Getty Images】



 ウルヴァーハンプトン(ウルブス)に所属するスペイン代表FWアダマ・トラオレは、買取オプション付きレンタルの形でバルセロナへ移籍することが決定した。29日に発表が行われている。

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 レンタル期間は今季末の2022年6月30日まで。バルセロナ側はレンタル期間中のトラオレの給与を負担することも明らかにしている。バルセロナ下部組織の出身であり、トップチームでの出場経験もあったトラオレは、6年半ぶりの古巣復帰となる。

 2015年にバルセロナからアストン・ビラへ移籍したあと、ミドススブラを経て2018年にウルブスに加入。強烈なフィジカルやスピードを武器としてウルブスの躍進に大きく貢献し、スペイン代表にも招集を受けることになった。

 トラオレの加入決定により、フランス代表FWウスマン・デンベレがバルセロナでプレーを続ける可能性はさらに低くなったと考えられている。クラブは1月末の移籍市場終了までにデンベレを放出することを望んでおり、もし移籍先が決まらず残留することになった場合には試合に起用せず“飼い殺し”する方針だという。

 スペイン紙『マルカ』は、マンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、チェルシーの3クラブがデンベレの移籍先候補であるとして、レンタルも含めた可能性が模索されていると報道。パリ・サンジェルマンも候補ではあるが、プレミアリーグ移籍がより有力であると伝えている。

【了】

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