【写真:田中伸弥】
サッカー日本代表は27日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選で中国代表と対戦し、2-0で勝利。昨年末に続き、アジア最終予選4連勝を飾った。
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2022年の初戦となったこの試合では、不動の存在である吉田麻也、冨安健洋が欠場。さらに古橋亨梧も怪我で未招集となる中、マジョルカで活躍する久保建英は2021年9月7日に行われた中国代表戦から約4ヵ月ぶりの日本代表復帰となった。
久保は73分に遠藤航と代わり途中出場。トップ下に入った久保はバイタルエリアにポジションを取り、攻撃のタクトを振るった。
データサイト『SofaScore』によると、久保はプレーした17分間でキーパスとシュートをそれぞれ1本ずつ記録。またゴール前で仕掛けた2度のドリブルはどちらも成功させている。さらに地上でのデュエル勝率は、板倉滉、中山雄太に次ぐチーム2位タイとなる80%を記録。攻撃だけでなく守備にも貢献した。
10点中7.1点という評価はチームで6番目と悪くなかった。しかし、気になるのは6回を数えるボールロストだ。
相手選手が密集するバイタルエリアでプレーするため、ボールロストは避けられない。しかし、4ヵ月ぶりということもあってか、ゴール前でのパスミスもいくつか見られた。
中国代表戦ではそこから相手のチャンスに繋がることはなかった。だが、2月1日に対戦するサウジアラビア代表は現在グループB首位。軽率なミスが敗戦に繋がる重要な一戦を前に、さらにコンデションを上げ、日本代表を勝利に導く活躍を期待したい。
【了】