100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で、最も高い市場価値を記録した日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した最高市場価値ランキングを紹介する。※価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
80位:日本で結果を残し…
【写真:Getty Images】
FW:李忠成(サウサンプトン)
最高市場価値:200万ユーロ(約2.4億円)
更新日:2012年2月7日(当時26歳)
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東京都立田無高校入学と同時にFC東京U-18に加入し、2004年にトップチーム昇格を果たした。しかしここではまったくと言っていいほど出番を得られず、わずか1年で柏レイソルに移籍している。同クラブでは在籍2年目より主力に定着。在籍3年目となった2007シーズンには自身初となるJ1リーグ二桁得点をマークするなど存在感を示した。
2009年夏に移籍したサンフレッチェ広島ではさらに勢いが加速した。1年目こそ不発に終わったが、2010シーズンはJ1で11得点を叩き出し、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でも7試合で3得点1アシストと活躍。そして2011シーズンはJ1だけで15得点をあげるなど爆発し、さらに評価を高めることになった。
そうした活躍が認められ、2012年に当時イングランド2部所属だったサウサンプトンに移籍。同年1月のカーディフ戦でデビューを果たすと、以降コンスタントに得点やアシストといった結果を残すことになった。そんな李忠成の市場価値はサウサンプトンに移籍した直後の2012年2月に、自己最高額となる200万ユーロ(約2.4億円)まで上昇している。