【写真:Getty Images】
オランダ1部のユトレヒトは、16日に行われたアヤックス戦で負傷したFW前田直輝について、骨折により数ヶ月の離脱が見込まれると発表した。今季中の復帰は不可能という見通しが示されている。
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前田は名古屋グランパスからの期限付き移籍でユトレヒトへ移籍。自身初の海外挑戦をスタートさせ、ウィンターブレイク明けの初戦となった強豪アヤックスとの試合に先発でデビューを飾った。だが前半8分に相手選手のタックルを受けて転倒し、右足を押さえて苦悶の表情でうずくまったあと、そのまま交代を余儀なくされた。
クラブが18日に行った発表によれば、前田は右足骨折により手術が必要だと診断されたとのこと。リハビリを含めて数ヶ月間の離脱が見込まれ、今季中の復帰は絶望的となった。
「ユトレヒトでの最初の試合が、最後の試合になってしまいました」と前田はクラブを通してコメント。少なくともレンタル期間の満了まではプレーできないことに無念さをにじませている。
「欧州でプレーすることは僕にとって大きな夢でした。ユトレヒトが与えてくれたチャンスによってその夢が現実になりました。デビュー戦は本当に楽しみでしたし、特にホームでのアヤックス戦ということで、この試合についてはユトレヒトに来て以来色々と話を聞いていました。残念ながらすぐに負傷してしまい、今は夢が閉ざされてしまいました」と前田は続けている。
それでも「夢を諦めるつもりはありません」と前田。今後の治療については名古屋およびユトレヒトと相談した上で、「これからは回復することだけに専念します」と誓っている。
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