【写真:Getty Images】
イタリア・セリエA第22節のミラン対スペツィア戦が現地時間16日に行われ、アウェイのスペツィアが2-1で勝利を収めた。だが、ミランのゴールが無効とされた“大誤審”が試合結果を大きく左右したことが問題視されている。
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前日の試合で首位インテルがドローに終わっていたことで、2位のミランは首位浮上のチャンス。前半終了間際にラファエル・レオンのゴールで先制したあと、後半には追いつかれてしまったが、残り時間わずかとなったところで絶好のチャンスを迎えた。
アンテ・レビッチからのパスを受けゴール正面でフリーとなったジュニオール・メシアスは、左足を振り抜いて鮮やかなシュートを突き刺す。ミランの劇的勝ち越しゴールかと思われたが、パスを出したレビッチが相手選手に倒されたとしてファウルの笛が吹かれており、ゴールは認められなかった。
そのままドローに終わるかと思えば、96分には逆にスペツィアがカウンターから決勝点を奪ってアウェイで逆転勝利。ミランにとっては非常に納得し難い結末となってしまった。
マルコ・セッラ主審も適切な判定ではなかったと認識しているようで、ミランのステファノ・ピオリ監督は試合後に謝罪を受けたと明かしている。審判協会もミランに謝罪し、セッラ主審には長期の“出場停止”処分が下される見通しであるとも報じられている。