【写真:Getty Images】
中村俊輔、天野純ら、横浜F・マリノスには優れたレフティーが活躍してきた。ジュニア年代からマリノスの育成組織に所属してきた吉尾海夏も優れた左足のキックを持つ。FC町田ゼルビアに期限付き移籍していた昨季は、その左足から素晴らしいゴールを決めている。
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その1つが11月3日の松本山雅戦で決めたゴールだ。吉尾は10分に先制点を決めると、54分には追加点をたたき出す。ペナルティーエリアのわずかに外の位置でパスを引き出すと、ダイレクトで左足を振り抜く。右寄りの位置から放たれたシュートは、ファーサイドギリギリに決まった。スピード、コースともに文句の付けどころがないシュートだった。
吉尾はこのシーズンに10得点10アシストを記録しており、J2では敵なしと言っても過言ではないほどの活躍を見せた。蔚山現代へ期限付き移籍した天野が背負っていた背番号14を引き継いだこの23歳は、3年間の武者修行の成果を見せることができるだろうか。