【写真:Getty Images】
バルセロナは、冬の移籍市場でマンチェスター・シティから獲得したスペイン代表FWフェラン・トーレスをラ・リーガの出場選手として登録することが可能となった。10日に発表を行っている。
【今シーズンのバルセロナはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
バルセロナは先月28日にシティからの完全移籍でフェラン・トーレスを獲得したことを発表。だが、昨夏のリオネル・メッシ退団などにも繋がったサラリーキャップの制限により、すぐには選手登録を行うことができていなかった。
先週にはブラジル代表MFフィリッペ・コウチーニョがチームを離れ、アストン・ビラへレンタルされることが決定した。それでもフェラン・トーレスの登録を行えば、まだサラリーキャップの制限を超過する状況だったようだ。
フランス代表DFサミュエル・ユムティティも放出の可能性が噂される選手の一人だったが、10日には同選手との契約延長が発表された。だが報酬額を引き下げての契約延長を行うことで、フェラン・トーレスの登録が可能になったとクラブは明らかにしている。
ユムティティの契約は2023年までとなっていたが、2026年まで3年間延長。報道によれば、ユムティティは年俸を10%引き下げた上で、2023年までに受け取る予定だった報酬総額を2026年までの分割で受け取るとのこと。クラブとしては支出総額を増やすことなく1年あたりの人件費を削減できる形となる。
フェラン・トーレスはバルセロナ加入後に新型コロナウイルスの陽性判定も受けていたが、同じく陽性となっていたMFペドリとともに陰性が確認されたことも発表された。今週サウジアラビアで開催されるスペイン・スーパーカップでチームに合流することも発表されており、そこでデビューを飾ることもできるかもしれない。現地時間12日の準決勝では、バルセロナは宿敵レアル・マドリードと対戦する。
【了】