【写真:Getty Images】
セルティックに新たな日本人選手3人が加入したことは、戦力面だけでなくマーケティング面でも大きなプラス効果をもたらすことになると期待されている。英紙『スコティッシュ・サン』が専門家による見通しを伝えた。
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セルティックは冬の移籍市場で前田大然、旗手怜央、井手口陽介の3人を獲得。昨年夏に加入したFW古橋亨梧が新エースとして活躍していることもあり、Jリーグからの補強がさらなるチーム強化に繋がるという期待は大きい。
一方で、日本人選手たちの加入はそれ以外の効果ももたらすことになると考えられている。シェフィールド・ハラム大学のロブ・ウィルソン教授は、「セルティックだけではなくスコットランドサッカー全体に明らかなプラス効果がある」と英紙に語っている。
「彼らのプレーを見たいという日本からの放映権需要も高まることになるだろう。日本の放送市場からの関心を引きつけることになる」とウィルソン教授。古橋の加入はすでに日本からの関心の高まりを引き起こしたが、その流れがさらに加速すると見通しを示した。
「こういう選手たちが、特にひとつのクラブに移籍したきた場合には、“フォロワーシップ”やチームの関連商品への需要が高まることになる。セルティックには新たな市場が開き、大きな収益の流れがクラブ財政を助けることになるだろう。数百万ポンド(数億円)にはなるのではないか」と予想を述べている。
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