【写真:Getty Images】
日本サッカー協会(JFA)は7日、今月下旬にインドで開幕するAFC女子アジアカップに向けたサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)のメンバーを発表した。
【今シーズンのJリーグはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
昨年11月のオランダ遠征に参加した23人から大きな変更はなく、新たにメンバー入りしたのはGK山下杏也加とMF遠藤純の2人のみだった。なでしこジャパンを率いる池田太監督は、選手選考において「限られたトレーニングキャンプの中で積み上げてきた選手たちに少しウェイトを置きました」と明かしている。
そんな状況でメンバー入りを果たした遠藤は、池田ジャパンにとって“新戦力”となる。昨年夏の東京五輪に出場していたものの、同10月と11月の池田監督体制下では招集メンバーから外れていた。
就任後初の国際大会に臨む指揮官は遠藤について「左足のスペシャリティを持っていると思いますし、フィジカル的にも世界に通用するようなスピードも持ち味の1つだと思う」と語り、「スピードやレフティーの部分がチームにさらなるパワーをプラスしてくれるんじゃないか」と期待を寄せた。
前線で幅広い役割をこなせ、爆発的なスピードと左足のパンチ力を武器にする遠藤は、東京五輪でもチームの切り札的な存在になっていた。昨年11月のオランダ遠征では2試合で1つもゴールを奪えなかった新生なでしこジャパンの起爆剤となり、チームを女子ワールドカップ出場に導けるだろうか。
(取材・文:舩木渉)
【了】