【写真:Getty Images】
J1のセレッソ大阪に所属する日本代表MF坂元達裕は、ベルギー1部のKVオーステンデに期限付き移籍することがクラブ間で基本合意に達した。坂元が加入することになるオーステンデとはどのようなクラブだろうか。
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ベルギー北部のオーステンデ(オステンド)を本拠地とするクラブは1904年に設立。ベルギー3部や2部での戦いを経て1993年に初のトップリーグ昇格を果たした。だが2年後には再び2部へ降格し、その後は1998年、2004年に昇格しながらも1シーズンのみで降格を余儀なくされていた。
2013/14シーズンに4度目の昇格を果たすと、その後は1部に定着。2015/16シーズンにはクラブ史上最高となるレギュラーシーズン4位、翌年にも5位となりプレーオフでヨーロッパリーグ予選出場権を獲得するなど好成績も残してきた。
その後の3年間は下位に低迷したが、アレクサンダー・ブレッシン現監督の就任した昨季は再び浮上。ザンビア代表FWファッション・サカラ(現レンジャーズ)、デンマーク人MFアンドルー・ヒュルサガー(現ヘント)などの活躍によりレギュラーシーズンを5位で終えた。
今季はここまで21試合を終えて7勝2分け12敗で18チーム中14位と苦戦中。1部残留に向けてまだ安心できる順位ではなく、坂元には攻撃陣を活性化させる役割が望まれそうだ。
「ドリブルが得意でスピードがあり、サイドでも中央でもプレーできる柔軟性を持った選手だ。チームにさらなる創造性を加え、アシストやゴールをもたらしてくれるだろう」とオーステンデのゴーティエ・ガナイェ会長は坂元への期待を語っている。
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