【写真:Getty Images】
J1の京都サンガF.C.は4日、オランダのアルメレ・シティFCからGKマイケル・ウッドが完全移籍で加入することを発表した。新外国籍選手となるウッドとはどのような選手だろうか。
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1999年1月16日生まれのウッドは現在22歳。ニュージーランドとオランダの国籍を持ち、身長196cm、体重89kgと恵まれた体格を誇るGKだ。
16歳だった2015年にニュージーランドから欧州へ渡り、イングランドのサンダーランドに加入。トップチームで出場することはなかったが練習に参加し、U-18チームやU-23チームでプレーして経験を積んだ。
2018年にはサンダーランドからオランダのウィレムIIに完全移籍。2019年3月にプロデビューを飾り、エールディビジ(オランダ1部)で5試合に出場した。2020/21シーズンは2部のアルメレ・シティへレンタルされてレギュラーポジションを掴み、そのまま完全移籍することになった。
ニュージーランドの年代別代表でも主力としてプレーし、2015年のFIFA U-17ワールドカップ、2017年と2019年のFIFA U-20ワールドカップなどに出場。2017年10月には日本代表との親善試合でA代表初招集を受けてベンチ入りし、この試合では出場無しに終わったが、翌年に19歳でA代表デビューを飾った。
昨年夏には東京五輪(東京オリンピック)に臨むU-24ニュージーランド代表にも招集を受け、レギュラーとして全4試合にフル出場。そのうち3試合を無失点に抑え、ニュージーランドの躍進に大きく貢献した。
グループステージ突破を果たしたニュージーランドが準々決勝で対戦した相手はU-24日本代表。最終的には0-0からPK戦で日本が勝利を収める結果となったが、圧倒的優位が予想された地元チームを120分間ノーゴールに抑えることができたのは守護神ウッドの好守も一因だった。
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