日本代表FW岡崎慎司は現地時間22日、ベースキャンプ地のイトゥで練習後に取材に応じた。

　岡崎は、2戦連続フル出場も得点を挙げることが出来ず、チームも1分1敗と結果を残せていないが「考えすぎているところはあると思う。形にこだわったり、チームのなかで自分が何をしなければいけないとか色んなことを考えると疲れちゃう（笑）」と、未だ平常心で試合に臨めていないことを示唆した。

　とは言え、本人が「無心にさせてもらえないのがW杯の何かなのかもしれない」と語るように世界最大の大会に平常心で臨む方が難しいだろう。

　それでも「考えることに疲れたらもう無心でやるしかない。まだ自分の一番の武器であるがむしゃらなものが攻撃的には出ていないので、そこの部分を出すには無心でやるだけ」と、吹っ切れている様子だ。

　現地時間24日に迫ったコロンビア戦では「もう2試合終わってしまったことは仕方がない。ラストの1試合ではまずシュートを打てるようにしたいし、シュートを打ててから自分のリズムを作って、それがまた点につながると思う。考えても何も解決しないので（笑）」と、開き直ってプレーする意思を語った。

【了】

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