100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高い Jリーガーは誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は11月30日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
80位:桜の絶対的守護神
【写真:Getty Images】
GK:キム・ジンヒョン(韓国代表/セレッソ大阪)
生年月日:1987年7月6日(34歳)
市場価格:95万ユーロ(約1.1億円)
2021リーグ戦成績:38試合51失点
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韓国で生まれたキム・ジンヒョンだが、Kリーグでのプレーを経験したことはない。東国大学を卒業した2009年より、練習生としての期間を経てセレッソ大阪の一員となっている。193cmという世界レベルの身長、そして驚異的な反射神経を持つこのGKは加入1年目から主力に定着。以降、クラブの絶対的存在としてゴールマウスを守り続けてきた。
2017年には、同じ韓国人のユン・ジョンファン監督の元、天皇杯とYBCルヴァンカップの2冠達成に大きく貢献。その2年後にはJ1リーグ最少失点の立役者となり、さらにレジェンド森島寛晃(361試合)を抜き、クラブのJリーグ最多出場記録を塗り替えている。34歳となった2021シーズンも存在感は変わらず、リーグ戦では全試合フル出場を果たした。
市場価値は2冠に貢献した2017シーズン終了後に大幅上昇。30歳ながら自己最高額となる125万ユーロ(約1.5億円)を記録していた。昨年4月には新型コロナウイルスの影響で95万ユーロ(約1.1億円)までダウンしてしまったものの、そこから金額は下がっていない。