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新たなアーセナルの顔は「若き日のアグエロ」。冨安健洋は見事なパフォーマンスだったが…【分析コラム】

シリーズ:分析コラム text by 編集部 photo by Getty Images

プレミアリーグ第18節、リーズ対アーセナルが現地時間18日に行われ、アウェイチームが1-4で勝利。新型コロナウイルス感染拡大によって他の試合が延期される中、アーセナルは敵地で大勝を収めたが、この試合にスタメン出場した冨安健洋は無念の負傷交代となってしまった。(文:阿部勝教)

奇才率いるリーズを圧倒

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【写真:Getty Images】

 前節、ホームでウエストハムとの上位対決を制したアーセナルは4位に浮上。ホームで連勝して調子を上げ、現地時間18日に奇才マルセロ・ビエルサ率いるリーズのホームに乗り込んだ。

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 試合開始直後から互いにチャンスを作ったが、徐々にペースを掴んだアーセナルが先制する。ガブリエウ・マルティネッリが2試合連続ゴールを決め、先制点を奪ったアーセナルが主導権を握った。

 28分にはピッチ中央でグラニト・ジャカが相手のパスをカットすると、すぐさま相手DFの裏を狙ったマルティネッリに絶妙なスルーパスを送る。速い攻守の切り替えから最後は好調のこのFWが冷静に1対1を決めきり、この日2点目を決めた。

 さらに42分、アーロン・ラムズデールからロングパスを受けた冨安健洋からウーデゴール、ブカヨ・サカと繋ぎ、速いテンポのパスワークでペナルティーエリア内に侵入。混戦の中でサカが豪快に左足を振り抜くと、シュートはゴール左下に決まり、アーセナルが前半だけで0-3と大きくリードした。

 安定したパフォーマンスを見せていた冨安が後半に負傷交代し、PKから失点で喫したが、試合終盤には途中出場のエミール・スミス=ロウがカウンターからゴール。再び点差を3点に広げ、勝利を決定づけた。

 新型コロナウイルス感染拡大によって他の試合が延期される中、アーセナルは敵地で行われたこの一戦に1-4で快勝。厳しい状況の中で、他の上位チームにプレッシャーを与える勝利を掴んだ。

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