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芸術的! 久保建英のアシストが素晴らしい。ピンポイントで鋭く落ちる完璧なボール

text by 編集部 photo by Getty Images

久保建英
【写真:Getty Images】


 コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)2回戦、リジャネラ対マジョルカが現地時間16日に行われ、0-6でマジョルカが勝利した。膝の怪我から復帰後、初めて先発出場した久保建英は、2アシストの活躍で復活を強調づけている。

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 4部相当のリジャネラに対し、マジョルカは前半にゴールを決めることができず。しかし、50分にCKのチャンスを得ると、久保の蹴ったアウトスイングのボールがアレクサンダー・セドラルへ。フリーとなったセドラルの打点の高いヘディングがゴールネットに突き刺さり、マジョルカは先制点をゲットした。

 55分に追加点を奪ったマジョルカは、63分に再びCKからゴールを決める。右のコーナースポットから放たれた久保のキックは、再びセドラルの下へ。このDFは1点目と同じように打点の高いヘディングシュートをゴール右上に決めた。

 ゴールはともにニア寄りにポジションを取ったセドラルへのボールだった。普通のキックであればストーン(ニアサイドでボールを跳ね返す役目)の選手に阻まれてしまうが、久保は高い軌道から鋭く落ちるボールでセドラルに合わせている。素晴らしいキックの質を持つ久保だからこそ可能だったアシストと言えるだろう。

 マジョルカはその後も加点し、終わってみれば6-0で2回戦を突破した。66分にイ・ガンインと交代した久保は2アシストの活躍でチームを勝利に導いている。

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