【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)の組み合わせ抽選結果は、キリアン・ムバッペの去就にも影響することになるかもしれない。レアル・マドリードへの移籍合意が先延ばしされる可能性が高くなったと報じられている。
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CL決勝トーナメント1回戦(ラウンド16)の組み合わせ抽選会は現地時間13日に行われたが、「技術的問題」により一旦行われた抽選結果が全て取り消されるという前代未聞のアクシデントが発生。3時間遅れで改めて再抽選が実施された。
レアル・マドリードは一度目の抽選でベンフィカと対戦することになっていたが、再抽選により対戦相手に決まったのはパリ・サンジェルマン(PSG)。仏紙『レキップ』やスペイン紙『マルカ』は、この結果がムバッペのマドリー移籍に向けた動きに影響すると伝えている。
昨年夏の移籍市場ではマドリーの提示した巨額オファーをPSGが拒否し、移籍が実現しなかったムバッペ。だが今季末で満了するPSGとの契約を延長する気配はなく、来年夏には退団してマドリーへフリー移籍することが既定路線とみられている。
当初マドリーは、ムバッペの契約が残り半年を切り移籍交渉が可能となる1月になり次第すぐに来季からの契約の合意を交わすと見込まれていた。だがCLでの対戦が決定したことで、年明け直後の合意は見送られるかもしれない。
移籍の合意を交わした状態でマドリーと対戦することは、ムバッペに余計なプレッシャーを与えかねない。マドリーが同選手と合意を交わすのはPSGとの2ndレグが終了する3月9日以降となり、またいずれにしてもPSGへの配慮により移籍の正式発表はシーズン終了後まで行わないと予想されている。
【了】