イタリア・セリエA第17節のジェノア対サンプドリア戦が現地時間10日に行われ、サンプドリアが3-1で勝利を収めた。先発フル出場で勝利に貢献したサンプドリアの日本代表DF吉田麻也に対し、イタリア各メディアは及第点以上の評価を与えている。

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　前節時点でジェノアが18位、サンプドリアが15位とどちらも成績が振るわない状況で迎えたジェノバダービー。サンプドリアがFWマノロ・ガッビアディーニの2ゴールなどで3点を先行する展開となり、ジェノアの反撃を1点に抑えて逃げ切った。

　吉田は前節まで4試合連続で先発を外れていたが、5試合ぶりにスタメン復帰。イタリア『カルチョメルカート』では10点満点で「7」と高めの採点をつけ、「今日は（もう一人のCBオマール・）コリー以上にディフェンスを統率していた。守備陣の中央で大きな存在と感じさせた。彼の復活は重要」とコメントしている。

『トゥットメルカートウェブ』でも採点「6.5」と合格評価。「先発復帰を果たし、序盤から集中力を発揮。何度も相手FWの先を読んでいた」と寸評を添えた。

　地元メディア『ジェノバトゥデイ』でも採点「6.5」。クラブ専門メディア『サンプニュース24』も同じく「6.5」の採点をつけ、「前半は素晴らしいパフォーマンスだった。全く苦しむことも慌てることもなかった。後半のジェノアの失点にも責任はなかった」としつつ、「終盤には少し調子を落とし、オウンゴールになりかけた場面は幸いポストに救われた」と続けている。

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