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「無意味なリスクだった」 古橋亨梧負傷、起用のポステコグルー監督に批判殺到

text by 編集部 photo by Getty Images

古橋亨梧
【写真:Getty Images】



 セルティックの日本代表FW古橋亨梧は、9日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループステージ最終節のベティス戦で負傷してしまった。古橋を出場させたアンジェ・ポステコグルー監督に対して批判的意見も集まっている。

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 セルティックは前節時点ですでにグループ3位が確定しており、最終節のベティス戦は消化試合。古橋はベンチスタートとなったが、FWアルビアン・アジェティの負傷により前半28分から交代出場し、その古橋も負傷のため71分に退くことになってしまった。

 ハムストリングを痛めたとみられる古橋は、年末年始にかけて過密日程となるスコットランドリーグの数試合を欠場する恐れがある。FW陣には古橋とアジェティ以外にも負傷者が相次いでおり、セルティックは今後のメンバー構成に苦慮することになるかもしれない。

 元スコットランド代表FWのクリス・ボイド氏は、英紙『スコティッシュ・サン』のコラムで古橋起用の選択を批判。「無意味な試合に古橋を出場させた決断は、タイトル獲得のチャンスに致命的影響を及ぼすかもしれない」「監督がいくら正当化を試みようとも、全く意味のない交代だった。冒す必要のないリスクだった」と綴っている。

 セルティックのレジェンドであるクリス・サットン氏も、古橋がベティス戦に起用されたことに対してツイッターで疑問を呈した。ベティスに3-2の勝利を収めたセルティックを称賛しながらも、「キョウゴにリスクを冒させる意味はなかった。これから大変な1ヶ月間、メンバーの層は薄い」とコメントしている。

 セルティックは現在スコットランドリーグで2位に位置し、首位の宿敵レンジャーズを4ポイント差で追っている状況。今後は年末までの3週間でリーグ戦5試合とリーグカップ決勝のハイバーニアン戦が予定され、年明けの1月2日にはレンジャーズとの直接対決を迎える。

【了】

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