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冨安健洋も受賞。アーセナルの月間MVPに潜む不安要素…?

text by 編集部 photo by Getty Images

アーロン・ラムズデール、冨安健洋
【写真:Getty Images】



 アーセナルの今後の課題は、前線の活躍にあるかもしれない。英『フットボール・ロンドン』が指摘した。

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 アーセナルは8日、11月の月間最優秀選手にGKアーロン・ラムズデールが選ばれたことを発表した。ファンによる投票で決まるこの賞は、10月もラムズデールが受賞。9月はDF冨安健洋だった。

 冨安もラムズデールもアーセナルの新戦力。新しい力の活躍は喜ばしいことだが、見方を変えると不安要素も浮かび上がる。同メディアは、「攻撃陣が活躍していないことは明白だ」とした。

 アーセナルで前線の選手が最後に月間最優秀選手に選ばれたのは、今年4月のアレクサンドル・ラカゼットだ。直近11回のうち6回がDFかラムズデールとなっており、守備が目立っているのは間違いない。

 そのため、同メディアは、守備陣の活躍にスポットライトが当たらないくらいの攻撃が必要だと主張。ミケル・アルテタ監督の次の使命の一つは、GKに依存する必要がないほどに攻撃を改善することだとした。

 今季厳しいスタートとなったアーセナルは、冨安の活躍もあって守備が改善。8試合負けなしで立て直したが、現在は再びタフな状況となっている。苦境を抜け出すために、前線の活躍は重要になりそうだ。

【了】

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