ギリシャ戦から一夜明けた現地時間20日、日本代表はベースキャンプ地イトゥで全体練習を行った。
日本サッカー協会の原博実専務理事は、練習後に報道陣の取材に応じ「昨日の結果は非常に残念」と0-0を悔やみながらも「ただ、逆に引き分けたことで混戦になった」と、ギリシャにも可能性が残ったことでコートジボワールにとっても難しい相手となるため、日本の可能性がより高くなったと強調した。
また、アルベルト・ザッケローニ監督との関係を問われると「全て本音で言い合える関係」とコミュニケーションも良好であることを明かし、「あくまで意見として伝えるが、最後は監督が決断すること」と信頼も口にした。
しかし、2試合連続で終盤にパワープレーを指示するなど、これまで実践してきたこととは違った戦い方をしていることには「普段と違っているとは思わない」としながらも、「状況によって色々な方法をとることは仕方ないが、それで勝てるメンバーではない。違う方法を設定してやっていかなければ」と本音を漏らした。
コロンビア戦に向けては「我々がやることは勝ち点3と1点より2点を取ること。そのためにもコンビネーションや選手間の距離、組み合わせを再確認し、コンディションの良い選手を見極めていくことが大事」と語った。
【了】
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