プレミアリーグ第15節、エバートン対アーセナルが現地時間6日に行われ、2-1でホームチームが勝利している。エバートンは絶不調だったものの、アーセナルは良いところなく敗れてしまった。一体なぜ?(文:小澤祐作)
負けるべくして負けた
アーセナルは運悪く負けたのではなく、負けるべくして負けたという印象が強かった。これでプレミアリーグ直近5試合で3敗目。順位は7位に転落した。
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リーグ戦8試合勝ちなしと絶不調だったエバートンに対し、ほぼ良い所を見せられなかったのはあまりにも痛すぎる。前半終了間際というベストな時間にマルティン・ウーデゴールが先制点を奪ったが、全体的に試合運びが弱々しく、エバートンから完全にペースを握ることが全くできていなかった。
最終的なスコアこそ1-2だが、アーセナルは取り消しになった分も含めると合計4回もゴールネットを揺らされている。リシャルリソン一人だけで3回だ。最後に複数得点を奪ったのが10月の第9節ワトフォード戦となっていたエバートンに対しここまでやられてしまうのは、あまりにお粗末である。
クラブ公式サイトによれば、ミケル・アルテタ監督は試合後「非常にガッカリしている」とコメントを残したようだ。もちろん「ガッカリ」したのは、このゲームをチェックしたサポーターも同じだろう。リバプールやマンチェスター・シティ相手ならまだしも、絶不調のエバートン相手にあの内容だと、どうしても暗い未来を想像してしまう。
では、アーセナルはなぜエバートンに敗れてしまったのだろうか。