【写真:Getty Images】
『フランス・フットボール』誌主催の2021年度バロンドール受賞者が現地時間29日に発表される。各国メディアでは受賞者について様々な予想や見通しが伝えられている。
新型コロナウイルスの影響により昨年度は選出が行われず、2年ぶりの選出となるバロンドール。今年は絶対的な有力候補がおらず、史上最も混戦のバロンドール争いであるとも言われてきた。
だが受賞者発表目前となった現時点で、圧倒的優位と予想されているのはパリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。受賞をほぼ決定事項として伝えるメディアや、受賞者がメッシであることがリークされたと伝えるメディアもある。
仏紙『レキップ』はメッシのほか、バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、レアル・マドリードのフランス代表FWカリム・ベンゼマを加えた3人が有力候補と報道。スペイン紙『マルカ』はメッシが圧倒的候補、レバンドフスキが2番手、ベンゼマが3番手ではあるが受賞は事実上あり得ないと伝えている。
英国ブックメーカーでも、メッシがオッズ1.3倍~1.4倍前後の大本命と予想。レバンドフスキが3倍前後で続き、3番手以下のジョルジーニョやベンゼマ(ともに20倍~40倍前後)らを大きく引き離している。
メッシはバルセロナに在籍していた昨季リーガエスパニョーラで得点王に輝いたあと、アルゼンチン代表をコパ・アメリカ(南米選手権)優勝に導く活躍でバロンドール本命に浮上した。夏に移籍したPSGではまだ本領発揮に至ってはいないが、最多記録を更新する7度目のバロンドールをやはり受賞することになるのだろうか。
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