【写真:Getty Images】
レアル・マドリードに所属するフランス代表FWカリム・ベンゼマに対し、2015年の恐喝事件に関与した疑いで執行猶予付き禁錮1年の有罪判決が下された。仏紙『レキップ』など複数メディアが伝えている。
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問題の恐喝事件は2015年に発生。ベンゼマは、フランス代表のチームメートであったMFマテュー・ヴァルブエナに対し性行為が撮影された映像を利用して行われた恐喝行為に関与した疑いがあるとして逮捕・起訴された。
禁錮10ヶ月及び罰金7万5000ユーロ(約969万円)という求刑に対し、ヴェルサイユ裁判所が下したのは執行猶予付き禁錮1年及び罰金7万5000ユーロの有罪判決。ベンゼマは執行猶予期間中に新たな罪を犯した場合には収監されることになる。
2015年の逮捕後はフランス代表からも追放状態にあったベンゼマだが、今年夏のユーロ2020(欧州選手権)に向けて約5年半ぶりに復帰。復帰後の13試合で9得点と活躍し、今季のマドリーでも公式戦16試合で14得点とゴールを量産している。
フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長は先日、本事件の判決がベンゼマの今後の代表キャリアに影響することはないとコメントしていた。新たな罪を犯して収監されることがない限り、来年のカタールワールドカップ出場を目指して代表でのプレーも続行することが見込まれている。
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