100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で移籍金の高い歴代日本人は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※移籍金は11月2日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
55位:クラブ史上最高額で移籍したが…
【写真:Getty Images】
FW:鈴木武蔵(日本代表/ベールスホット)
生年月日:1994年2月11日(27歳)
クラブ:コンサドーレ札幌→ベールスホット
移籍日:2020年8月18日(当時26歳)
移籍金:150万ユーロ(約1.8億円)
【今シーズンの欧州サッカーはDAZNで!
いつでもどこでも簡単視聴。1ヶ月無料お試し実施中】
ジャマイカ人の父親を持つ鈴木武蔵は、12年にアルビレックス新潟に入団。持ち前のスプリント力を武器にデビュー早々にプロ初ゴールを決めたが、新潟では通算125試合で15ゴールとストライカーとしては物足りない結果に終わった。一方、リオデジャネイロオリンピックに臨む日本代表ではゴールを量産。本大会では2試合で1ゴールを決めた。
鈴木のキャリアの転機となったのが18年のV・ファーレン長崎への移籍だ。クラブ史上初のJ1昇格となったチームでエースとして活躍し、キャリア初の二桁得点を達成した。しかし、チームは最下位となり、鈴木は翌19年にコンサドーレ札幌へと移籍。札幌でも引き続きゴールを量産し、3月には日本代表に初選出された。
そして、20年8月にベルギー1部リーグに昇格したばかりのベールスホットへ完全移籍。移籍金はクラブ史上最高額タイである150万ユーロ(約1.8億円)と言われている。デビューから7試合で5ゴール1アシストとアピールに成功した鈴木。しかし、それ以降は苦しんでおり、20年11月からの直近1年間ではわずか1ゴールに留まっている。