【写真:Getty Images】
かつてレアル・マドリードやアーセナルで活躍した元ドイツ代表MFメスト・エジルは、現在トルコの強豪フェネルバフチェでプレーしている。現地時間21日に行われた試合では見事な独走ゴールでチームを大一番の勝利に導いた。
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アーセナルでは背番号10を背負い主力として長く活躍を続けてきたが、最後は寂しい去り方となってしまったエジル。昨季前半戦を構想外の状態で過ごしたあと、1月に自身のルーツであるトルコへの移籍を決めた。
しかし、フェネルバフチェでの再スタートも決して順調だったわけではない。昨季は公式戦11試合に出場して無得点で終了。今季はいくつかのゴールを決めているとはいえ先発出場は少なく、監督との衝突やクラブ会長からの苦言などネガティブな報道が相次いでいた。
チーム自体も前節まで直近4試合で1分け3敗と低調。だがガラタサライとのダービーマッチで4試合ぶりの先発に名を連ねたエジルは、見事な同点ゴールを挙げてフェネルバフチェの逆転勝利に貢献してみせた。
0-1で迎えた前半31分、フェネルバフチェのカウンターの場面でエジルは最前線を疾走。オフサイドにならない絶妙なタイミングでハーフウェイラインを越えて抜け出しロングボールを受けると、そのままエリア内まで一人で持ち込んでGKとの1対1を確実に制した。