【写真:Getty Images】
サッカー日本代表は現地時間16日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選でオマーン代表と対戦し、0-1で勝利。ホームでの雪辱を果たし、グループB2位に浮上した。
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しかし、アジア最終予選では全ての試合が1点差と日本代表はここまで厳しい戦いを強いられている。その原因は随所にあるが、積年の課題である得点力不足以前に決定機不足に陥っていることもその1つだろう。
中でも、アルベルト・ザッケローニ監督時代以降、最前線で体を張って攻撃を牽引している大迫勇也は、アジア最終予選で未だ1得点のみ。得点を決めた中国戦以降は、試合中に姿を消す場面も多く、ほとんど満足のいく活躍を見せられていない。
データサイト『SofaScore』によると、11日に行われたベトナム代表戦では先制点の起点となるも、放ったシュートは0本。現地時間16日に行われたオマーン代表戦ではシュート1本と、直近2試合ではほとんど何も出来ずに途中交代。この2試合は、どちらもチーム最低評価となっている。
森保一監督からの信頼が厚く、これまで攻撃の起点となってきた大迫だがそろそろ世代交代が必要かもしれない。本大会までにエースとなるCFの発掘は急務だろう。
今夏にセルティックへ移籍した古橋亨梧は、リーグ戦10試合7得点と躍動。アジア最終予選での先発出場はないが、途中出場した際には持ち前のスピードと献身的なプレーで攻守に貢献している。
出場こそなかったが、東京五輪で活躍した上田綺世や前田大然。今回は代表に招集されなかったが、フランスで躍動するオナイウ阿道など、若く才能ある人材はいる。現状の厳しい状況下では起用が難しいかもしれないが、日本代表の将来を考えれば、大胆な起用も必要だろう。
【了】