【写真:Getty Images】
サッカー日本代表はこれまで数多くの国と対戦し、幾度となくゴールを奪ってきた。その中でも今から19年前、日本が世界に誇るフリーキックの名手、中村俊輔が決めたスーパーゴールは、まさに衝撃的な一撃だった。
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2002年5月2日、神戸ウィングスタジアムで行われたキリンカップで、フィリップ・トルシエ監督率いる日本代表はホンジュラス代表と対戦。
開始15分に先制点を許した日本代表は、26分に中村俊輔が直接フリーキックを決めて同点に追い付く。しかし、その1分後に失点。再びリードを許した。
だが41分、背番号10のとんでもないスーパーゴールで再び同点に追い付く。
1点を追いかける日本代表は、前半終了間際にコーナーキックを獲得。すると、中村俊輔が蹴ったボールは味方ではなく直接ゴールへ。誰も予測すらできないシュートに相手GKは触れられず、サイドネットに突き刺さった。
その後、またしてもリードを許した日本代表は、76分に三都主アレサンドロが同点ゴール。激しい打ち合いとなったこの試合は、3-3の同点に終わった。
それから19年、現在の日本代表には中村俊輔のような頼れるプレースキッカーが不在。FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選のような1点が重要な試合では、セットプレーからの得点が必要不可欠だ。自身の一振りで戦況を変えられるキッカーは今後現れるのか。16日に行われるオマーン代表戦では、セットプレーからの得点にも注目したい。