【写真:Getty Images】
日本代表は16日、カタールワールドカップアジア最終予選でオマーン代表と対戦する。9月に行われた試合では、オマーン代表が1-0で勝利。勝ち点差2で再び顔を合わせる両者は3位と4位に位置しており、勝った方がワールドカップ出場に望みをつなぐ一戦となる。
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苦い記憶となった9月の対戦でヒーローになったのは、後半途中から投入されたイサム・アブダラ・アルサビだった。日本代表戦で決勝ゴールを決めたアルサビは、先発起用された第4節のベトナム代表戦で同点ゴールを決めている。11日の中国代表戦ではゴールはなかったが、日本代表にとっては警戒しなければならない相手だ。
日本代表戦では右サイドを突破し、ゴール前に生まれたわずかなスペースにアルサビが潜り込み、クロスをワンタッチで合わせた。ベトナム代表戦のゴールはセットプレーのこぼれ球からで、思い切りの良いバイシクルシュートがゴールに突き刺さっている。一瞬でも隙を見せれば一撃で仕留められる、気の抜けないストライカーだ。
前回対戦では1か月にも及ぶ事前合宿を行ったオマーン代表の徹底した対策に日本代表は苦しめられた。両者に大きな差がないことは、前回対戦を見れば一目瞭然。接戦の中で、アルサビのようなアタッカーの一撃が勝敗を決める可能性は大いにあるだろう。
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