日本は、ギリシャを相手に数的優位に立ちながら得点を奪えず0-0の引き分け。初戦に続いてフル出場したDF内田篤人は「ギリシャも堅いチームで、頑張っていた。僕らも頑張ったけど難しい試合だった」と振り返った。

　この試合では、FW大久保嘉人が右サイドで先発。あまりやり慣れていないコンビでのプレーにも「嘉人さんは1対1で突破できる選手なので、後ろからサポートして上手く崩せた」と言っての手応えは得た様子だった。

　それでも得点を奪えなかったことには「個人としてもチームとしても惜しいシーンはあったけど、サッカーは点を取って守るスポーツ」と悔しさをにじませた。

　わずかながら16強への可能性を残す最終戦のコロンビア戦に向けては「日本でも多くの人が応援してくれている。代表選手としてピッチに立つ以上は諦めていはいけない」と日本代表としてのプライドをのぞかせた。

【了】

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