パリ・サンジェルマン（PSG）は10日、女子チームに所属する26歳のフランス代表MFアミナタ・ディアロが逮捕されたことを明らかにした。チームメートに対する暴行事件に関与した疑いがかけられている。

　クラブの発表によればディアロは現地時間10日朝に逮捕されたとのこと。「木曜日に起きた当クラブ選手への暴行事件についての捜査の一環」によるものだとして、暴力行為を非難する声明を出している。

　仏紙『レキップ』などの報道によれば、被害者となったのは31歳のMFケイラ・ハムラウィ。4日木曜日にハムラウィが暴行を受ける事件があり、ディアロがその“首謀者”であったことが疑われているという。

　ハムラウィは4日夜にクラブ主催のパーティーからディアロの運転する車で帰宅。その途中でマスクをかぶって金属棒を持った男2人が車を襲撃し、ハムラウィを車から引きずり出して殴る、蹴るなどの暴行を加え軽傷を負わせたと伝えられている。

　バルセロナから今季PSGへ移籍したハムラウィは、クラブでも代表チームでもディアロとポジションを争う相手。ライバルであるチームメートに怪我を負わせることを目的として男らに依頼したとすれば、前代未聞の衝撃的事件となる。

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