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絶好調サラー、バロンドール争いでも急浮上!? メッシを逆転の望みは…

text by 編集部 photo by Getty Images

モハメド・サラー
【写真:Getty Images】



 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーは、今季に入ってからの圧倒的な活躍でさらに大きく評価を高めてきた。2021年度バロンドールの有力候補に浮上してきたとの見方もある。

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 2017年のリバプール加入以来ハイペースに得点を量産してきたハラ―だが、今季はこれまで以上にペースアップ。公式戦12試合で15得点を挙げており、驚異的な個人技からスーパーゴールを叩き込んだことも少なくない。

 例年以上の混戦が予想される今年度のバロンドール争いでも、新たな有力候補に推す声が強まってきた。英紙『ミラー』が行ったアンケート調査によれば、バロンドールを受賞すべき選手として、リオネル・メッシに次ぐ僅差の2位にランクインしたという。

 英誌『フォー・フォー・トゥー』は、ブックメーカーによる受賞者予想でもサラーのオッズが大きく変化してきたと伝えている。9月の時点ではサラーのオッズは「51倍」となっていたが、現在では4番手の「12倍」にまで下がっているとのことだ。

 昨季リーガ得点王やコパ・アメリカ優勝などの活躍により、バロンドールの最有力候補はメッシであると予想されてきた。だがパリ・サンジェルマンへの移籍後はまだ本領を発揮しきれず、7度目の受賞に向けて評価を上積みできたとは言い難い。

 今週月曜日で投票期限がすでに終了したことを考えれば、メッシやロベルト・レバンドフスキ、ジョルジーニョらの有力候補を抑えてサラーが逆転で受賞するのは難しいかもしれない。だが受賞には届かなくともトップ3入りを果たしたとすれば、欧州と南米以外の国籍の選手としては、アフリカ唯一の受賞者であるリベリアのジョージ・ウェア氏に続いてわずか2人目の快挙となる。

【了】

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