【写真:Getty Images】
現在の欧州で下部組織から最も多くの選手をトップリーグに輩出しているクラブは、オランダのアヤックスだという。国際サッカー連盟(FIFA)の関連研究機関であるスポーツ研究国際センター(CIES)が調査結果を発表している。
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CIESでは欧州31ヶ国の1部リーグを調査対象とし、今年10月1日付で各クラブに所属している選手たちの下部組織時代の所属クラブを集計。15歳から21歳までの間に3シーズン以上所属したクラブを、各選手の出身クラブと位置づけている。
その結果、最も多くの出身選手が欧州1部リーグでプレーしているクラブとなったのは、優れた育成組織を持つことで知られるオランダのアヤックス。実に81人ものアヤックス下部組織出身者が、31ヶ国のリーグのどこかでプレーしているという。
2位にはウクライナのシャフタール・ドネツクが75人でランクイン。3位タイにはポルトガルのスポルティングCP、ウクライナのディナモ・キエフ、クロアチアのディナモ・ザグレブが70人で続いている。
一方、いわゆる欧州5大リーグでプレーしている選手に限れば、その出身クラブとして最も多いのはレアル・マドリードとバルセロナのスペイン2強。それぞれ42人の選手たちを下部組織から欧州5大リーグに輩出している。
マドリーとバルサからやや離れて、3位は32人のリヨン。30人の4位タイにはレンヌ、パリ・サンジェルマンとフランス勢が続く。イングランドでは25人のアーセナル、イタリアでは20人のアタランタ、ドイツでは19人のバイエルン・ミュンヘンが、それぞれ5大リーグでプレーする下部組織出身選手が最も多いクラブとなっている。
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