【写真:Getty Images】
リーガ・エスパニョーラ第10節、バルセロナ対レアル・マドリードが現地時間24日に行われた。満員のカンプ・ノウで行われた伝統のエル・クラシコで、怪我で出遅れていたセルヒオ・アグエロに移籍後初ゴールが生まれている。
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昨季限りでマンチェスター・シティとの契約が満了となり、アグエロはバルセロナへとやってきた。怪我の影響で開幕から欠場が続いていたが、17日のバレンシア戦で新天地デビューを果たしている。この日は3試合連続となるベンチスタートだったが、試合終盤に出番が回ってきた。
試合は32分、カウンターからレアルが先制する。センターバックのダビド・アラバが攻撃に参加し、左足の強烈なシュートを右隅に突き刺した。その後はスコアが動かず、アグエロを投入したバルセロナも反撃できず。後半アディショナルタイムにマルコ・アセンシオのシュートが弾かれたところをルーカス・バスケスが詰め、レアルが点差を2点に広げた。
バルセロナはダメ押しの2点目を決められたが、この男が意地を見せた。後半アディショナルタイムが6分を過ぎたころ、セルジーニョ・デストが右サイドから仕掛ける。低い弾道のクロスをアグエロが右足で合わせ、ゴールに流し込んだ。ニアでアラバがバランスを崩して転倒していたというラッキーな側面もあったが、相手のマークを外すアグエロの熟練の動きも見逃せない。
アトレティコ・マドリードとレアルに敗れたことで、チームに向けられる批判は避けられない。満員の本拠地カンプ・ノウでの敗戦のショックは決して小さくないだろう。その中でも、アグエロの待望のゴールは数少ない希望になったのではないだろうか。