今季の明治安田生命J1リーグも残すところあと6試合を残すのみとなった。今季のレギュレーションでは4チームがJ2に降格することになっており、例年以上に残留争いは熾烈を極めている。そして、今日23日には、残留を争うチームによる直接対決が2つも予定されている。※数字はいずれも第32節消化(10月21日)時点
今日が最大の山場? 佳境を迎えるJリーグ
【写真:Getty Images】
残留圏内ギリギリの16位に位置する徳島ヴォルティスは、ホームに18位・大分トリニータを迎える。徳島と大分の勝ち点差はわずか2ポイントで、大分がこの試合に勝利すれば両者の順位は逆転する。さらに、17位・湘南ベルマーレはホームで19位・横浜FCと対戦。勝ち点3差の両者は得失点差が32あるため、この試合で順位がかわることは現実的ではないが、横浜FCが勝利すれば残留への道が見えてくる。
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大分、横浜FCはともに直近のリーグ戦で連勝しており、勢いをつけていると言っていいだろう。対照的に湘南はここ7試合勝ちがなく、徳島も直近は2勝7敗と負けが込んでいる。
ベガルタ仙台は最下位に沈んでいるが、残留圏内の16位との勝ち点差は6ポイント。残り6試合で挽回するチャンスは十分にあるだろう。15位の清水エスパルスは降格圏内の17位との差が4ポイントしかない。24日には首位・川崎フロンターレとの対戦が控えており、今節の結果次第では16位・徳島との順位が逆転する可能性もある。
14位のガンバ大阪は、今節でサガン鳥栖と対戦する。降格圏との差は6ポイントあるが、残り6試合の中には2位・横浜F・マリノスや川崎Fとの対戦が残されている。最終節の湘南戦の結果によって残留か降格が決まるという展開も考えられる。