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日本撃沈の超怪物…98年アルゼンチン代表、5人の英雄。バティにサネッティ…日本代表を蹴散らした男たち

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

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1998年FIFAワールドカップ・フランス大会。本大会初出場を果たしたサッカー日本代表は初戦でアルゼンチン代表と激突し、世界を知ることとなった。今回は98年W杯・日本代表戦に出場したアルゼンチン代表から5人の選手をピックアップしてフットボールチャンネル編集部が独自の方法で算出した能力値を紹介する。

ガブリエル・バティストゥータ

ガブリエル・バティストゥータ
【写真:Getty Images】



FW:ガブリエル・バティストゥータ(フィオレンティーナ/アルゼンチン代表)
1969年2月1日生(当時28歳)
97/98シーズン リーグ戦成績:31試合21得点
アルゼンチン代表通算78試合54得点
アルゼンチン代表での主な出場大会:91年コパ・アメリカ(優勝)、93年コパ・アメリカ(優勝)、94年FIFAワールドカップ・米国大会、95年コパ・アメリカ、98年FIFAワールドカップ・フランス大会、02年FIFAワールドカップ・日韓大会

 歴代最高のストライカーは誰かと聞かれれば、この男の名前を挙げる人も少ないくないだろう。ピッチ上での圧巻のパフォーマンスだけでなく、所属したフィオレンティーナをめぐる愛のあるストーリーでも多くの人の心を掴んだ。
 
 そんなバティストゥータは、日本代表との一戦を28歳で迎えた。まさに全盛期といえるだろう。

 能力の最大値は「攻撃力」の96。世界最強リーグと謳われた90年代のセリエAでつねに2桁得点を記録し続けた得点力はやはり世界最高クラスの評価にふさわしい。

 さらにバティストゥータは強靭な「フィジカル」によって最前線でボールをキープし、抜群の「スピード」で相手DFラインを切り裂き、強力な「空中戦」の能力でゴールを陥れた。この類まれなアスリート能力の高さがバティストゥータという選手の特徴である。

 98年W杯前、日本代表は期待感に包まれていたが、このバティストゥータのゴールによって打ち砕かれた。まさに世界の壁を見せつけられた選手だった。

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