【写真:田中伸弥】
【日本 2-1 オーストラリア カタールW杯・アジア最終予選】
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日本代表は12日、FIFAワールドカップカタール2022・アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦し、2-1で勝利。勝ち点を6に積み上げた。試合後には、フル出場を果たしたキャプテン吉田麻也がコメントを残している。
1勝2敗で迎えた難敵オーストラリア代表との一戦は立ち上がりから日本代表ペースで進むと、前半のうちに田中碧が先制点を奪取。後半に入り一度は追いつかれたものの、試合終盤に途中出場の浅野拓磨が相手のオウンゴールを誘発したことで競り勝つ格好となった。
90分間戦った吉田は「本当にホッとしています」と一言。続けて「最低限の結果ですし、1-1で追いつかれて残り20分だったので十分時間はあると思っていました。個人的にも散々ロングボールのミスが多くて最後になんとか繋げられて良かったと思います」と試合を振り返った。
この日はいつもと違う4-3-3を採用した森保ジャパン。吉田はその狙いについて「相手のやり方、特徴を消すと言うことと、あとは自分たちがボールを保持できるように、うまくボールを扱える選手を2人前に置いて、遅攻と速攻の両方をうまくやれるように意識してっていうのを汲んでやりました」と明かしている。結果的に、その狙いはうまくいったと言えそうだ。
しかし、グループ首位に立っていたオーストラリア代表から勝ち点3を奪うことができた日本代表だが、依然として厳しい状況にある。W杯出場圏内となる2位以上を目指すには、やはり1ポイントも落とすことはできない。
吉田は最後に「引き続き状況は厳しいままなので、しっかりと勝ち点を重ねていきたい。次はアウェイが続いて移動の距離もかなり長いので、疲労も溜まってくる頃だと思いますけど、全員が良いコンディションで怪我なく次のシリーズを迎えられるようにしたいと思います」と言葉を残した。
【了】