【写真:Getty Images】
カタールワールドカップ欧州予選のアンドラ代表対イングランド代表が開催される前日のスタジアムで、ピッチの一部やベンチまで焼ける火事が発生するというまさかの事態となった。英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。
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欧州予選グループIで首位に立つイングランド代表は、現地時間9日に行われるアンドラ戦にも順当に勝利すれば予選突破に王手をかけられる。だがその前日に、会場となるアンドラのナショナル・スタジアムの一角が炎に包まれた。
ピッチサイドで燃え上がった炎は激しく黒煙を吹き上げ、テレビ中継用設備やVARモニターなどが全焼。チームベンチの一部は熱により溶け、ピッチ内にまで焼け跡が広がる惨状となった。
幸いこの火事により負傷者は出ておらず、炎の激しさの割には物的被害も限定的なものにとどまったようだ。当日のうちにアンドラ代表はスタジアムを使用して練習を行うことができた。
アンドラサッカー連盟は9日のイングランド戦を予定通りに開催することを発表し、欧州サッカー連盟(UEFA)も開催を認めた。VAR機器は新たに設置され、ピッチの焦げた部分は張替えの対応が行われるとみられている。
【了】