100億円を超える移籍金(契約解除金)も珍しくなくなった今日のサッカー界で市場価値の高いサッカー選手は誰なのか。今回フットボールチャンネル編集部は、データサイト『transfermarkt』が算出した市場価値ランキングの最新版を紹介する。※市場価値、成績は9月28日時点、価格が並んだ場合の順位はサイトに準拠
15位:アジア最高の男
【写真:Getty Images】
FW:ソン・フンミン(トッテナム/韓国代表)
生年月日:1992年7月8日(29歳)
市場価値:8500万ユーロ(約102億円)
20/21リーグ戦成績:37試合17得点10アシスト
21/22リーグ戦成績:5試合3得点0アシスト
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韓国出身だが、Kリーグでプレーした経験は一度もない。若くしてドイツのハンブルガーSV下部組織に成長の場を求め、そのままトップチームデビューを飾っている。その後メキメキ力をつけると、2013年にレバークーゼンへの移籍を勝ち取ることに。2シーズン連続でブンデスリーガ二桁得点を記録するなど、同クラブでもしっかりと結果を残した。
その勢いは2015年に移籍したトッテナムでさらに加速した。世界最高峰のプレミアリーグで自身の持ち味を遺憾なく発揮すると、2年目でリーグ戦14得点をマーク。現在は同5シーズン連続で二桁得点を記録中で、昨季はキャリアハイとなる17得点という数字を残した。ハリー・ケインと織りなすその破壊力は、すべてのDFにとって悩みの種となっている。
今や世界屈指のアタッカーとして名を馳せる29歳の市場価値は現在、8500万ユーロ(約102億円)となっている。これは韓国人選手としてはもちろん、アジア人選手としても断トツの数字だ。なお、トッテナム加入時は1600万ユーロ(約19億円)だったので、6900万ユーロ(約83億円)も上昇したことになる。