【写真:Getty Images】
ユベントスのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチは、FWクリスティアーノ・ロナウドが昨季までのチームにもたらしていた影響について振り返った。英『アスレティック』が同選手のインタビューを伝えている。
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C・ロナウドはユベントスに所属した3年間で公式戦134試合に出場して101得点とゴールを量産し、昨季はセリエA得点王も獲得。だが一方でチームの成績は振るわず、最大の目標としていたチャンピオンズリーグ(CL)で早期敗退を繰り返したのに加えて、昨季はセリエAでも連覇がストップしてしまった。
C・ロナウドは個人として活躍を続けながらも不満を抱いていると報じられ、結局今年夏には古巣マンチェスター・ユナイテッドへ復帰することになった。ボヌッチは、C・ロナウドに対するチーム全体の“依存”が悪影響を生んでいた面もあったと振り返っている。
「クリスティアーノの存在は僕らにすごく影響していた。彼と一緒に練習するだけで何かを得られるようだった。だが選手たちは無意識のうちに、彼の存在だけで試合に勝てると思い始めていたんだ」「ロナウドにボールを渡せば試合に勝てることを当然だと思ってしまっていたのかもしれない」とボヌッチは語る。
「日々のトレーニングや、謙虚さ、献身性、チームメートと毎日一緒にいようとする思いがみんな少しずつ足りなくなってきていた。過去2、3年にはそういう部分が見て取れたと思う」と続けた。
C・ロナウドの去った今季はセリエAで60年ぶりの開幕4試合白星無しという低調なスタートを切ったが、その後2連勝と立ち直り始めているユベントス。ここから失ったものをもう一度取り戻していくことができるだろうか。
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