ラ・リーガ第6節、レアル・マドリード対マジョルカが現地時間22日に行われ、6-1でホームチームが大勝している。日本代表MF久保建英はこの日もスタメン起用。しかし、膝の痛みを訴え前半のみの出場となってしまった。45分間の内容はどうだったのだろうか。(文:小澤祐作)
6失点大敗
マジョルカにとっては、想像以上に厳しいゲームとなってしまった。
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今節の相手はレアル・マドリード。そして舞台はサンティアゴ・ベルナベウ。勝ち点1でも取れれば、マジョルカは大満足だった。そのためには、どこまでマドリーの攻撃に耐えられるかが重要だったのだが、アウェイチームは試合開始早々、なんともあっけなく散ってしまった。
3分、味方からパスを受けたCBジョゼップ・ガヤがボールコントロールを誤り、これをカリム・ベンゼマに拾われる。フランス代表FWはそのままゴールへと向かい、最後はグラウンダーのシュートを冷静に流し込んだ。
電光石火の一撃を喰らったマジョルカはその後、なんとか立て直そうと試みるも、マドリーの高いインテンシティーを前に落ち着いてボールを持つこともできず、増えるのは自陣深くにおいてのプレータイムだけ。そして24分、今度はマルコ・アセンシオに得点を与え、あっという間に2点のリードを奪われた。
その1分後にイ・ガンインが一瞬の隙を突いて1点を返すものの、マドリーは反撃の狼煙すら上げさせてくれない。29分、再びアセンシオにゴールを献上し、リードを2点に広げられている。
後半に入ってもマドリーの勢いは落ちず、マジョルカはアセンシオ、ベンゼマ、イスコにそれぞれゴールを献上。最終的なスコアは1-6と散々なものになった。
マジョルカにとっては、言わずもがな開始早々のミスによる失点が痛すぎた。試合後、ルイス・ガルシア・プラサ監督もこの事を悔やんでいたが、これで完全にプランやリズムが狂ったと言わざるを得なかった。
しかし、その開始早々の失点がなくても、マジョルカは完敗していただろう。それほどマドリーのインテンシティーは素晴らしく、ベンゼマやアセンシオ、エドゥアルド・カマビンガなど個々のパフォーマンスも非常に際立っていた。力の差をまざまざと見せつけられた。